編集の効率化


 2003年夏、「緑の札」入力にあたり、旧漢字は出来る限り其の侭入力する様心掛けた。実際の入力では旧漢字は新漢字で入力し、旧漢字へ変換している。しかし変換忘れが校正時に発覚するばかりでなく、校正者もこれを見落とすというケースが多発した。そこで、現在使用しているEmEditorの拡張機能を用いて旧漢字に変換可能な文字は黄色に、旧漢字は緑色に強調表示させて校正の効率化をはかった。変換一覧表はperlスクリプトの為に作成したCSVファイルを加工してエディタに取り込んだ。
 これにより、変換忘れは確実にチェックできるようになった。更に、古典文書入力のため、濁点半濁点のフォント色を変更し、編集時に視覚的にチェック/修正が行えるようにした。